なんか最近異世界物のアニメなりラノベなり漫画なり流行ってるらしいじゃないですか!

僕が今まで見た中で面白かった、印象に残ったと感じるアニメは結構あるがその中でもオススメの異世界アニメを2つ紹介します



今、そこにいる僕


知ってる人は知ってるし結構有名なアニメ。
サラという少女に対する仕打ちやその他が夕方にやる内容ではないため鬱アニメだとか言われるが作品自体は非常に名作だと思います

あらすじとしてはよくある異世界物(今のがどうだかわからないが)で主人公であるシュウはたまたま少女ララルゥと出会い崩壊して水が満足に入手できないような異世界にとばされるといったよくあるような感じ

だが

もちろんこの主人公はただの一般的な中学生。当然俺TUEEEなんてできるはずもない、序盤に関して言えば主人公補正など物語を進めるための最低限の物しか存在しておらず、しょっちゅう悲惨な目にあう

そして鬱要素としてよくあげられるサラのエピソードを具体的に言うと

サラもシュウと同じ世界の人間にも関わらず、ララルゥと間違えられ異世界に連れてこられたあげくその国(ヘリウッド)の兵士達にレイプされ、そのあげく子供を孕む


いわゆるボス役であるハムドが完全にイカれているが声優のモジョジョジョなどの役が有名な石井さんの狂演も相まってカリスマ性すら感じる畜生となっている
ハムド自体も一応は惑星の再生を望んでいる、が手段は全く選ばないし敵対する相手には容赦などしない躁鬱
全体的に見れば救世主として良い事をしようとしているがそれでも明らかに敵役として存在し続けているのはよくできた悪役だなと感じた

ヒロイン扱いされているララルゥも相当クソ野郎でハムドがキレるのもわからなくもないといったレベルであり、登場人物のほとんどが畜生といったのもこの砂漠で何もない世界観に良い色合いを添えていると感じる

ハッピーエンドか?と聞かれると正直言って微妙なところだろう
今後の異世界の事を考えるならばグッドエンドといったところであろうが、主人公であるシュウ、ヒロインであるララルゥに関してはうーん・・・となってしまう
中学生がたった一人で何もかも救えるわけじゃないし、当然だが世界なんて完全に変える事なんてできるはずがない
だけども異世界において力強く生きる人々の強さが存在する作品だと思います



牙 -KIBA-


日曜の朝やっていたさわやか系アニメ
一部シーンが鬱扱いされるが主人公であるゼッドが非常に心が強くヘコたれず、折れる事もなくウジウジもしない。それにも関わらず序盤においては特訓なども行うが俺TUEEEアニメではない面白い作品

元の世界でDQN行為をしていた主人公ゼッドが異世界にとばされた~といった感じの1話だが、最終話まで躊躇なくガンガン進んでいく

スピリットという召喚獣やシャードによる戦闘が熱ゥイ!ように見えてぶっちゃけゼッドは最初からアミルガウルというキースピリット(キースピリットの中でも最強スピリット)を保持している・・・が!序盤においてはアミルガウルを使おうと思った時に使えるようなスピリットではない。普通ならばアミルガウルを自在に扱えるように特訓なりするようなのが正統派アニメなのだろうが牙に関してはそんなことない
それなりに強いランボスというスピリットと伝説の剣を入手して序盤は乗り切っていきます。そしてこのランボスが強いスピリットであり序盤に手に入れたにも関わらず終盤までガンガン使っていくような感じで愛着がわく。というか普通のスピリットにも関わらずランボス強すぎるんだよなぁ・・・

アミルガウルは強力で、適正のないゼッド以外の人間が使うと麻薬のような快楽をもたらしたあげく精神が壊れて死んでしまう。拒絶反応も起こるので使う事が出来ない人も多数いる
そのアミルガウルを望んだ人間たち(おもに母親)の争いも見物である

このアニメはところどころやばいアニメと言われるのだが主にはこんなところだろう

・ベリーベリースープ
・卵
・人質は殺すためにあるという発想
・デュマる
・ジーコとかいう作中トップレベルの畜生
etc


探してたらあったので少し転載

テレ東「牙」がヤバイ

  • 復讐に燃える少女(お姫様で最初はいいこだった)によるちんこ切断。しかもちんこ切断された奴は直接関係ないただの兵隊。直接的な描写はないけど、そうと思うのが自然である。(正しくは切断ではなく、剣で突き刺したといった感じだった。) 少女はこのあと色々あって死亡
  • 早くしないと人質を殺すぞ(と吼える悪役山口勝平)人質は巨大な怪物の口の中に監禁。人質は一人じゃなくて家族、というかご近所2家族ぐらいの規模で子供も居る。ちんたらやれーガブー ギャー人質死亡これと同じ状態の人質は他にも30組ぐらい居て「さっさとしないと1分おきに人質は死んでいくぞ」と吼える勝平。(このあと勝平も色々あって死亡)
  • 死んだ奴は二度と出てこない。
  • ヒロインは一応居るけど、最近本編に絡まないっつーか出て来なくなってきてるのはあくまでドラマ重視だから。
  • 主人公の母親は第一話でベッドで延々と「クラゲ」を眺めてて会話が成立しない気を病んでいる状態、その原因は謎。主人公と再開涙の再開かと思いきや母親に殺されかける主人公。
  • 農民として隠遁生活を送る心優しいデュマスという戦士、縁もゆかりも無い主人公に戦い方を教える。とある理想を達成するためにゲス化。 → その日のうちに殺される
  • この時デュマスのあまりのゲスっぷりが強烈なインパクトを残し、「デュマる」という言葉が生まれた。以降、登場人物が本性を現すと「デュマった」と一部で騒がれる事になる。
  • 上に貼ってある画像もまさに「デュマった」瞬間である。
  • そう言えば今日の話では獣人が集団発狂して共食いしてたなあハハハ。
  • 今思ったけど、こんな酷いエピソードばかりなのに鬱展開が無い
一応ヒロイン扱い?されているレイアが気遣いできる女だということを知っているから母親の死に目に会えなかったゼッドはレイアのゼッドの母親から預かった言葉はこちらに対する気遣いと感じ取ったりとなかなかに伏線描写も丁寧でうまい

主人公であるゼッドにある主人公補正は多少の生存力のみ!さらには誰が死のうが悲惨な目に遭おうが泣かない。まぁだからかこのアニメで唯一泣いたシーンの驚きはすさまじい物があった
しかしこのゼッド非常に気絶をする。明らかに頭に悪影響をもたらすレベルだが生き続けられているのはアミルガウル適正者だからだろうか

悪役に関して言えば山口勝平のクールボイスによるヒューが最高傑作すぎてヒューを倒したところからはボスがいないような状態になってしまうのは若干問題だったかもしれないというか序盤に濃いのが出すぎている

最終回はひじょうにさわやかENDです
日曜の朝からやっていたさわやかなアニメだから当然だけどな!!


2作品共に今主流の異世界物とはちょっと違うかもしれませんが非常に面白い作品なのでオススメです
世界を救いたいと思うならば色恋なんてあっちゃならないんだよなぁ・・・